'CH552E Breakout' - 8pin DIP ch55xduino board

rev.A - 2023/04/25

Overview

CH552E Breakout

このボードはch55xduinoに対応したWCHの8bit USBマイコン CH552Eのブレークアウトボードです。
8ピンDIPサイズにUSB Type-Cエッジコネクタを持ち、Type-Cケーブルをそのまま接続してボードへの書き込み・実行ができます。また、端面スルーホールおよび部品の片面実装でユニバーサル基板へ直接実装が可能です。
試作・プロトタイピングの他、CH552E変換ボードとしてもおすすめです。


Agreements

ご使用の前に、本モジュールについて下記事項を了承の上で使用してください。


Board pinout

CH552E Brealout Pinout diagram

ピンアウト図およびボード寸法 - ch552e_breakout_pinout.pdf


How to use

このボードはch55xduinoでの開発をターゲットにしています。以下にWindows10環境での環境構築手順を説明します。Arduino IDEは1.8.16以降をインストールしてください。

  1. Arduino IDEの「ファイル→環境設定」を開き、「追加のボードマネージャーのURL」に次のURLを追加します。
    https://raw.githubusercontent.com/DeqingSun/ch55xduino/ch55xduino/package_ch55xduino_mcs51_index.json
  2. 「ツール→ボード」から「ボードマネージャー」を選択し、検索に'ch55x'と入力します。
    現れた「CH55xDuino MCS51 plain C core(non-C++)」をインストールします。
  3. WCHのサイトからWCHISP Studioをダウンロードしてインストールします。
    https://www.wch.cn/downloads/WCHISPTool_Setup_exe.html
    これはCH552E用のドライバーをインストールするためで、ch55xduinoで開発する場合はツールそのものは使いません。

Arduino IDEからの書き込みには以下の2つの方法で行うことができます。
CH552EのプログラムROMの書き換え回数は200回程度しかないため、書き込み回数には注意してください。

Arduino IDEを使わずにWCHISP Studioで書き込みをする場合は以下の手順で行います。

  1. Arduino IDE側で「スケッチ→コンパイルしたバイナリを出力」を選択してhexファイル生成します。hexファイルはスケッチと同じフォルダに生成されます。
  2. WCHISP studioを起動し、ボード上のDFUスイッチを押しながらUSBに接続します。DFUモードで接続されていれば「Chip Option」のDev Listに「CH55x-#1 device」が表示されます。
  3. 「Download File」のObject Fileカラムに1.で生成したhexファイルを設定し、右のチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 下の「Download」ボタンを押してデバイスに書き込みます。もしDFUモードが解除されていた場合は、再度ボード上のDFUスイッチを押しながらUSBに接続して書き込みを行います。


Resource

回路図

GitHub-Mark ch55xduino_dip8_rev.a_schem.pdf

ch55xduinoのGithubリポジトリ

GitHub-Mark DeqingSun/ch55xduino

WCH CH552Eの情報

Cloud-Mark 8-bit USB Device MCU - CH552

参考

Qiita-Mark CH55xをArduinoIDEで使う (@akita11)
書籍も出ています → CH55xでどうでしょう (Amazon)


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