'PERIDOT' - Simple & Compact FPGA board
Overview
PERIDOT(ペリドット)プロジェクトとは、シンプル&コンパクトをコンセプトに開発中の新しいFPGAボードと、その統合開発環境です。
PERIDOTボードはFPGA上に構築されたスクリプトVMで、簡単にハードウェア・プログラミングを体験することができます。
これらの機能は実行するスクリプトにあわせてハードウェアの構成を変更することで実現しています。
開発環境はすべてChromeアプリケーションで動作し、OSを問わない新しい開発スタイルを提供します。
また、オープン・ソースで公開されているライブラリを利用して、WindowsやLinuxアプリケーションはもちろん、ChromeアプリやAndroidからも簡単に利用することができます。
PERIDOTボードはPERIDOT CRAFTオンラインショップで購入できます。
peridotcraft.buyshop.jp
Features
- Ruby/Pyhton/JavaScript/Luaでプログラミングできる統合開発環境「Rubic」に対応
- Chromeアプリケーションからの直接コンフィグレーション
- ホストPCからFPGA内部へのアクセス可能
- 公開されたプロトコルにより、各種ネイティブアプリからも利用可能
- ALTERA CycloneIV E(EP4CE6E22C8N)搭載
- 64Mbit SDRAM搭載
- 28本のユーザーI/O
- スタンドアロン動作をサポート
- USB給電のみで動作OK (過電流保護回路搭載)
- Arduinoシールドの流用可能(動作条件あり)
- オープンソース (クリエイティブコモンズ・CC BY 4.0)
Board pinout
Large size
Interface
- Manual RESET Key
システム全体のマニュアルリセットを行います。
- JTAG Connector
FPGAのJTAGピンが配置されています。
※v1.1ではJTAGを使ったjicファイルの書き込みはできません。EPCS FlashROMへの書き込みは別途Chromeアプリケーションを使用します。
- Config MODE Selector
ボードのコンフィグモードを切り替えます。スタンドアロンで動作させる場合はAS側に、ホストからPhysicaloidライブラリでコンフィグを行う場合はPS側にセットします。
- Power supply and RESET
シールドへの電源供給とリセット信号が出力されます。電源は3.3V/100mA、USB 5V/100mAが使用できます。最大電流はUSBホストで制限されます。
- Digital I/O
FPGAのI/Oピンが配置されています。3.3Vを超える電圧を加えないで下さい。
Board block diagram
(*1) ASDIはスタンドアロンモードでのみ有効になります。
(*2) スタンドアロンモードではリコンフィグキーになります。
PERIDOTボードへのRBF/RPDファイル書き込みツールは下記のChromeウェブストアからインストールできます(無料)
PERIDOT RBF-WRITER
Canarium.jsサポートのオンラインツールは下記リンクから
RBFファイル変換(RBF→BASE64)
RPDファイル変換(RPDビット順反転)
Download
PERIDOTプロジェクト全体のソースは下記のリポジトリからダウンロードできます。
https://github.com/osafune/peridot
PERIDOTボードの回路図は下記のリンクからダウンロードできます。
peridot_pcb_ver1.1.pdf
License
PERIDOT Hardware is released under the Creative Commons,CC BY 4.0
©2014-2016 J-7SYSTEM WORKS LIMITED.